風呂敷いろいろ

ふろしきを見直す

日常に風呂敷を取り入れる 風呂敷の存在

ふろしきはお持ちですか? ふろしきといえば、かつては実家の押入れで見かけたことがあるような・・・
おばあちゃんが使っていたような・・・といった存在でしたが、
現在では、おしゃれなデザインや、物を包むだけではない新しい持ち方が提案されるようになってきました。
レジ袋有料化に伴い、ふろしきとしてだけでなく、一枚の布として、テキスタイルとしてその存在が見直されているのかもしれません。

ふろしきという枠にとらわれることなく、布として考えるとアイデアが広がるような気がしませんか。
ぐっとモダン様々な模様に、新しく生まれ変わったふろしきですが、
それでもまだまだ毎日の生活に溶け込んでいるとは言えないかもしれません。風呂敷を使って簡単リメイク

でもエコでおしゃれなふろしきが沢山生まれている今だからこそ、風呂敷の良さを改めて見直してみたいと思います。

使い方はもちろんですが、そのデザインも改めてみてみると、 様々な発見があります。
たとえば、その柄や色使い。 日本古来の伝統を大切にするものや、新しい現代を感じさせるものなど。
ふろしきを日々の生活に取り入れることで、季節の移ろいや、季節ならではのイベントをより楽しめる気がします。
ふろしきのある毎日はなんだか豊かで彩鮮やかです。 ふろしきの結び方:基本の結び

風呂敷のある暮らし

他にも自分の気に入った布を買ってきて、周りを縫って、自分だけの風呂敷を作るのもいいですね。
四角く縫うだけなので簡単に出来るので、色んな使いやすい大きさを作ってみるのもいいかもしれませんね。

お気に入りの四角い生地。
たったそれだけのものが毎日の生活を彩ってくれるって素敵ですね。
ティシュカバーや布団カバーなどインテリアにもおすすめです。
一つの風呂敷で簡単にいろいろ試せることもうれしいポイント。
楽しみながら色々お試しください。またサスティナブルといったペットボトル再生の風呂敷も出てきております。

 

テキスタイルとは?ファブリック、マテリアルとの違いは?

テキスタイルとは英語で「textile」と表記します。
主にアパレル業界を中心に使われる専門用語で、「ニットをのぞく布製品における生地と柄」を指します。

「テキスタイル」と表現した際には、文脈によって生地のことを表していたり、柄のことを表していたり、その両方を表していたりします。
シャツやデニムパンツといったアイテムを指すときもあれば、ストライプ柄やチェック柄などの柄を指すときもあるのです。

ちなみに、素材の選定や柄のデザインを行うプロのことを「テキスタイルデザイナー」と呼びます。
デザインセンスだけでなく、素材に対する造詣が深くあり、繊維や加工などについて高度な知識が必要とされる職業です。

テキスタイルは主として「織物」(機械で織られた布地全般)を指す時に使用されますが、一方で、ファブリック(「fablic」)は「織物」と「編み物」の両方を意味します。
テキスタイルよりも、より広い意味で使われますが、テキスタイルはアパレル業界、ファブリックはインテリア業界で使われやすいという違いがあります。

なお、ニットは編み物であるため、テキスタイルの用語の意味としては含まれていません。
マテリアルは「material」と表記し、「原材料」を指します。例えば糸など、加工の施されていない状態の材料を意味しています。
成果物が何かに関わらず、原材料はマテリアルと呼ばれるのです。