風呂敷いろいろ

何回も使えるメリット

日常に風呂敷を取り入れる風呂敷の便利なところは、何回も繰り返し使えるところです。
さまざまな種類のものを持ち運ぶことができることも、風呂敷の使いやすいポイントです。大きめのものならば、サイズが大きい荷物も包んで運ぶことができます。

繰り返し使えることは、地球環境を保護する面でも非常に役立ちます。

ごみ削減にも風呂敷を

地球環境の悪化の原因となっていることの一つに気温の上昇がありますが、温暖化の原因の一つとなっているのは二酸化炭素の排出量の増大です。

二酸化炭素は熱を吸収しやすい性質があるので、大気中に多くの二酸化炭素が増えると、地上の熱が大気の二酸化炭素に吸収されやすくなります。
結果として空気の温度が上昇してしまい、地球温暖化の原因となっています。

このような地球温暖化の原因となる二酸化炭素が増えている理由の一つが、ゴミを焼却した時に排出される二酸化炭素です。

使い捨てのビニール袋を燃やした時にも二酸化炭素が排出します。
一つの使い捨てゴミ袋を燃やしただけでは、二酸化炭素が排出される量も限られていますが、日本全国で燃やされる使いゴミ袋の焼却によって生じた二酸化炭素を合計すると、莫大な量になります。

こうした環境の悪化の原因となるゴミを排出しなくても良いのが、何回も使える便利な風呂敷です。

ゴミを減らすための行動

風呂敷は5Rを実践するために使用することもできます。

5Rとは地球環境を悪化させる原因となっているゴミの排出量を削減するために、一人一人の人が実行することのできる行動のことです。
5Rの1つがリデュースで、その他にリユース・リサイクル・リフューズ・リペアといった行動が含まれています。
この行動をおこなう時に必要となるのは、それぞれの人の気持ちの持ち方です。これらのキーワードを頭の中で常に意識しながら行動することが、ゴミの量を減らすためには重要なポイントになります。

リユースリサイクルリフューズリペアで5R

リデュースとはゴミが発生する量を少なくすることです。
物を持ち運ぶ時に、何度も使える風呂敷を積極的に使用することで、使い捨てのゴミ袋を使用する機会も減らすことができるため、結果としてゴミが発生する量を少なくすることが可能です。

使い続けるほどゴミの量を減らすことができるところも、大きなメリットになっています。

 

日本中の多くの人が使用することで、さらにリデュースを効果的に進めることが可能になります。
繰り返し使うという行為はリユースにも該当し、ゴミを減らすためには欠かせない行動です。

風呂敷を使用して、ゴミのもととなる使い捨てのビニール袋を購入しなければ、リフューズも実践できます。